フェーズ2.0 2020 12 26

 今日は、若者に警鐘を鳴らすために、
新型コロナウイルスについて怖い話を書きましょう。
 多くの若者は、「俺たちは、たとえ感染しても、
軽症か無症状で終わる。
高齢者が気をつければいい病気だ」と思っているでしょう。

 私は、この春、新型コロナウイルスが流行した時に、
「新型コロナウイルスは、肺炎を引き起こすだけでなく、
血管を攻撃するウイルスになる可能性がある」と書きました。
 今、保健所や医療機関は非常に忙しいので、
書くことを控えていましたが、
新型コロナウイルスに感染した人たちの5年後の健康状態、
10年後の健康状態を調べる必要があるかもしれません。
 もし、新型コロナウイルスが血管を攻撃するウイルスだったとしたら、
あるいは、血管を攻撃するウイルスに変化したとしたら、
5年単位で健康状態の追跡調査が必要になるかもしれません。
 現在、軽症や無症状の人は、ホテルなどの療養施設で、
2週間近く滞在して、熱などの症状がなければ、
自宅に戻るということになっているでしょうか。
 しかし、新型コロナウイルスが血管を攻撃するウイルスだったとしたら、
たとえ無症状でも、
肺、心臓、脳、腸などに何らかの損傷を与えている可能性があります。
これが「新型コロナウイルス後遺症」の原因になるかもしれません。
 今は、とうてい余裕がないでしょうが、
療養施設を退所する前に、
CTスキャナーやMRIで無症状者を調べれば、
何らかの変化を発見できるかもしれません。
 そういうわけで、たとえ若者でも、
新型コロナウイルスに感染しないように注意すべきです。
 若者は、新型コロナウイルスを「風邪程度だ」と思っているかもしれませんが、
長い人生を考えれば、本当に注意すべきは、若者です。










































































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